不定愁訴特集

不定愁訴とは

不定愁訴(ふていしゅうそ)とは、「めまいがする」、「よく眠れない」、「イライラする」、「疲れがとれない」等の、何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、検査をしても原因となる病気が見付からない状態を指します。

春本番と不定愁訴

春に多い不定愁訴
★めまい・立ちくらみ
★慢性疲労・手足の冷え
★のぼせ・動悸
★しびれ・生理不順
★眠れない・耳鳴り

春は冷える?温まる?

春は冷えを感じやすい季節。それは基礎代謝量が冬季に増加して春から減少することによります。心と体を温めて春を過ごしましょう。

肩甲骨をゆるめよう

春は寒さで硬直した筋肉を緩める季節。特に「肩甲骨」が固いと胸や肩が緊張し、不定愁訴の原因となります。肩甲骨を揺らす・動かす運動を励行しましょう。

不定愁訴のアドバイス

めまい

原因不明の「めまい」が多いようです。医薬品の飲みすぎでも起こります。

<めまいが起こったら>
•まず、落ち着く・座る、しゃがむ。
•塩分の入った水を飲む。

<予防法>
•仰向けで、3~4回、左右に寝返りをうつように体を揺らす。(めまい体操)

ドキドキする(動悸・不整脈)

動悸は多くの場合、自律神経の乱れが関係します。

<急にドキドキしたら>
•ゆっくり息を吐く、息を止める。
•目をつむり、眼球を指でゆっくり圧迫。
•冷水を飲む。

<予防法>
•普段から手指をよく押し揉む。
•不規則な生活を改める。

月経困難症

春は体内リズムの狂いやすい時。《冷え》と《緊張》が月経困難症の敵。

<アドバイス>
•ゆっくり入浴するなど、下半身を温める。
•お腹を意識してゆっくり呼吸する。

疲れがとれない

慢性疲労は精神ストレス、病気では肝臓病、腎臓病、貧血が原因の場合が多いようです。

<アドバイス>
•休む、食べるを大切に。
•コレステロール低下薬など多くの医薬品には《疲労》《だるさ》の副作用あり。

耳鳴り

原因がはっきりしない場合、内耳の血流異常による場合が多い。

<アドバイス>
•自分にやさしくする、厳しすぎない。
•1日1回、息抜きの時間をとる。
•首や肩をよく動かす。

いびき

慢性疲労は精神ストレス、病気では肝臓病、腎臓病、貧血が原因の場合が多いようです。

<いびき対策>
•空腹で寝る。
•寝酒、睡眠薬に注意。

<アドバイス>
•肥満になると首や舌が太くなり、気道が狭くなる。
•メタボリック・シンドローム改善の努力をする。

お問い合わせはこちらへ