配置薬とは

江戸時代に岡山地方ではじまり、のちに富山の薬売りとして、全国を薬を担いで回りながら、医薬品を前もって預け、使用した分の代金は後日支払いという方式での薬の販売方法として確立していきました。
一般には「置き薬」と言われ親しまれています。

配置薬を預かった家庭や企業では、必要に応じて箱の中の薬を使用し、次回配置員が訪問した際に、使用した分の代金を支払います。急に薬が必要になったとき、家庭にいながら薬を購入することができる仕組みです。

配置薬は家庭の救急箱と違い、配置販売業者があらかじめ色々な一般用医薬品を入れて家庭などに預ける特別な薬箱です。